自分のサーバーのブログなので好き勝手に書いております・・
話が前後したり、話のストーリーが滅茶苦茶だったりします・・
・・もし気に入ったら読んでみてください(^^♪
・・コメントがございましたら頂けると嬉しいです(^^♪
暑くて何もする気が無い・・
修理品がたまっているんですが・・やる気が無い・・
9月に入って全くネタが無いのであっちこっちのWEBから写真をパクリ・・
BLOGの検索でたまに見るんですが・・
相変わらず「ALTEC 1570A」の投稿は無いですね・・
アメリカのカーネギーホール向けに専用に設計されたアンプなんだけど・・
評判が良かったのかそれとも折角設計したんだからもう少し生産しようか(笑)?
トーキーで使えるこのクラスの出力のアンプは当時見あたらなかったような??
当時生き残っていた「Western」や「Westrex」にはあったと思うけど・・(200wクラスは無いか?)
500台(300台って聞いたことも有るけど)しか生産されてないし・・
ステレオで使おうとすると半分の250セット・・
確か・・1956年頃から1958頃で生産中止・・
最終ロットとしても60年経ってるから・・
何台生きてるか???
Bタイプは1958年以降の生産開始でトランジスターの「1590シリーズ」あたりが出るまで・・
たぶん一桁違う数千台の生産台数・・
ALTEC 1570 Aタイプ(Nyannの(笑))
ちゃんと動く「1570A」を所有しているのは私が知っている中では私を含めて3人・・
(あの有名な極道さんも持っていないみたい)・・(笑)
ショップが売っている分もあるみたいなのであと数セットはあるかも知れません!!
ALTEC 1570 Aタイプ(三丁目のカレー屋さん)
ネットより拝借
kurakichi さん
という方がBLOGに載せています・・
詳しくはkurakichi さんを見てくださいね(^^♪
このお店は今でもこのアンプを鳴らしていますよ・・
システムの主な構成は
スピーカーユニット: ALTEC 605E DUPLEX SPEAKER
エンクロージャー: 国産612タイプ箱
プリアンプ: ALTEC 1567A MIXER AMPLIFIER
パワーアンプ: ALTEC 1570A POWER AMPLIFIER
ターンテーブル: GARRARD 301 TURNTABLE(BLOGの写真はチット古いです)
レコード針: 不明
トーンアーム: 不明
プリアンプとパワーアンプはNyannと同じ構成です・・
イコライザーのチューニングが違うので出音は違うと思いますが・・
お昼は忙しいのでBGMとして音を出しています・・
ちゃんと聴きたければマスターにお願いして見てね・・
閉店後に聞かせてくれるかも知れません???
珍しいレコードたくさん持ってます(^^♪
カレーはとても美味しいです・・
「ALTEC」の音を聴きに行くのもいいですが、此処のカレーは一食の価値ありです・・
他では食べられないですよ(^^♪
次は「1570B」
ネットより拝借
こちらは後発なので部品が新しいため安心して使えそうです・・
出音は違います・・
直熱送信管独特のメリハリのある音の傾向は同じです・・
アンプの仕様は同じですがBタイプはパワーがある感じです・・
Aタイプはパワーというよりも小出力で使ったほうがいい感じ・・
小出力時の音の出方はAタイプは繊細な音を出します
Bタイプは少しPA的な雑把な音
音量を上げていくとBタイプのほうがクリアで確りした音の出方をします・・
Bタイプは持っていませんが、昔何回か借りてきて鳴らしたことがあるのでそのときの印象です・・
このアンプはトランジスターの200Wクラスとは訳が違います・・
トランジスターの200Wクラスと同じ扱いをするとスピーカーが何個あっても足りません(笑)
トランジスターで言うと1000Wクラスの扱いになりますので・・注意注意(爆)
終わりに「1570BT」
ネットより拝借
これは、単に「1570B」に各部の電圧測定用のメータが付いているだけです・・
肝心の増幅回路やトランスなどは「1570B」と全く同じです・・
メーターが付いているとメカっぽくていいんですが、ビンテージ品の場合トラブルの元になります。
「1570B」はそんなにやわではないので基本的には不要だと思います。
好みの問題ですね!!!
珍しいとかめったに出ないとか書いて高く売っている記事がありますが・・
確かに「1570B」よりかは少ないですが・・
意外とこれからも出てくると思います・・
Redseamark
2018年9月20日 at 8:51 AM
はじめまして、
10年ほど寝かしていた1570Aを復活させようと調べ物をするためにWebサーチしたところこちらにたどり着きました。
ほとんど情報がない中で貴重な記録となっており楽しく拝見させていただいています。
私の1570Aは製造後にラックマウントパネルとトーンコントロールをつけられて改造された仕様になっています。
1570Bも並行して所有したことがありますが、音の繊細さとしなやかさが1570Aの方が好みであったのでこちらを残しています。スピーカーの方式にもよるとは思いますが。
admin
2018年9月20日 at 2:27 PM
Redseamark 様
はじめまして
書き込みありがとうございます。
>音の繊細さとしなやかさが1570Aの方が好みであったので・・
私も同じです・・
AとBの差があるとしたらそこいらへんだと思いますね!!
AとBどちらも良いので・・非常に高いレベルでの比較ですが(^^♪
>10年ほど寝かしていた1570Aを復活させようと・・
1570Aは大変貴重なアンプです・・
ぜひ復活させてどこかにアップしてください
私もぜひ見たいです(^^♪
1570Bの資料はたくさん出ているんですが
1570Aの資料は皆無に近いですね・・
すでにご存知だと思いますが
内部の回路は1570Bの回路図でほとんど大丈夫ですが・・
唯一AとBの差は6W6のG(バイアス)とプレートへの電圧供給部分の回路が違います・・
G(バイアス)とPの供給電圧は似たり寄ったりです・・
Bはダイオード2個で各々半波清流で、電解コンデンサーを各々1個づつ2個使っていますが・・
Aはダイオード(またはセレン)4個使ってブリッジ整流し、整流後は電解コンデンサー1個で平滑しています・・
1570Aのバイアスにぶら下がっている電解コンデンサーのマイナス側はアースには落ちていないので注意が必要ですね・・
スプラーグ・コーネルダブラー・マロリーなどはメタルタイプの缶がマイナス側なので必ずシャーシとの間は絶縁が必要・・
確か
マイナス側は6W6のバイアス電圧で(-28~-32V)
プラス側は6W6のプレート電圧で(+280V~+300V)
位だったと思います。
電源投入時の811Aのプレート電圧は軽く1000Vを超えるので細心の注意が必要です・・怖いアンプですね(笑)
Redseamark
2018年9月20日 at 6:29 PM
返信と回路関連の情報ありがとうございます。
私は今ひとつ電気関連の深いところを理解していないので、手に入れて中を覗いているときに手に持っているドライバーに非接触で放電してきたところで感電しました。危ないですね!
1570Aは半年ほどメンテナンスに出していて丁度戻ってきたところです。真空管の選別、残念ながらASTRON Yellowは劣化していたためストックしていた1570BのボードからCornell Dubilier Greenを移植し、セレンも劣化してたので回路には残しつつダイオードを追加し、回路全体の不安定でトランスから配線に伝って浸透していた樹脂系をクリーニング等々できるかぎりのことはしてもらいました。
近々どこかにアップして見ていただけるようにしようと思います。
システムはNyannさんと同じく1567A/15095—600ohm—4665/1570Aで、スピーカーはLF:H825/515, HF:H1005/288RWB, N-500-Cになります。
A/Bの印象はNyannさんも同じなので安心しました。先入観もあるのかなと思っていたので、当時はALTEC 800 Systemでの聴き比べで今の構成とは違っていましたが傾向としては同じなのでしょうね。
ALTECのアンプは4桁型番は一通り使ってきて最後に残したのが1570Aです。
一旦手放したらもう手に入れることは難しいだろうという判断と、やはり音の傾向はこれが一番好みだったのです。
アンプ、スピーカーともに解体してバラバラの状態なので、これから一月ぐらいかけてラックマントと配線、スピーカーの再セットアップをしていく予定です。
admin
2018年9月21日 at 6:44 PM
Redseamark さま
こんばんわ!!
>ASTRON Yellowは劣化していたためストックしていた1570BのボードからCornell Dubilier Greenを移植し、
「ASTRON Yellow」は殆ど絶縁が悪くなっていますね2次側に電圧が漏れてしまうため大変危険です・・
私もここら辺のカップリングコンデンサーは新品ストックの「BLACK CAT」に交換しました。
>セレンも劣化してたので回路には残しつつダイオードを追加し、
バイアス回路の部分を確りメンテすると出音が格段に安定しますね(^^♪
>回路全体の不安定でトランスから配線に伝って浸透していた樹脂系をクリーニング等々できるかぎりのことはしてもらいました。
この時代のアルテックの配線にはほとんどべたべたの「ビスコロイド」塗ってあって、メンテしていると手が黒く汚れてべたべたになってしまいます。
「1570A」の場合熱量が多いためか白くボロボロになっていますね・・
私もそうなのですが綺麗に除去した後もう一度「ビスコロイド」を塗った方が良いみたいなのですが、今ではこの頃と同じ素材がないため塗っていません・・
この「ビスコロイド」を塗るのはケーブルの被服が経年劣化で乾燥してボロボロになるのを防ぐために塗ってあるみたいなのですが・・まあ・・ホームユースの場合はそこまで過酷に使わないと思うので定期的にケーブルをチェックするしかないでしょうね・・
特に整流管と出力管につながっているヒーター配線が要注意です(^^♪
>LF:H825/515, HF:H1005/288RWB, N-500-C
素晴らしい!!!
この構成を持っている方はよく低音が出ないとかお悩みの方が多いですね・・・
殆どが「515」をドライブしきれていません!!!
>1567A/15095—600ohm—4665/1570A
1570Aならば「LF:H825/515」を軽々鳴らし切りますね(^^♪
低音が出ないというのは「515」をきちっとドライブしていないのが原因と思われますが「1570」であればそんな心配は無用です(^^♪
>A/Bの印象はNyannさんも同じなので安心しました。先入観もあるのかなと思っていたので、当時はALTEC 800 Systemでの聴き比べで今の構成とは違っていましたが傾向としては同じなのでしょうね。
>ALTEC 800 Systemでの聴き比べで今の構成とは違っていましたが傾向としては同じなのでしょうね。
「800」システムでの聴き比べなら間違いありませんね!!
私の師匠の「エレクトリ師匠」も同じ意見です(^^♪
私的には「1570B」の確りしたパワーと安心感にも魅力を感じます(^^♪
Redseamarkさんのシステム
久しくこの構成で聴いていないので
益々見てみたいし聴いてみたいです(^^♪
感電に気をつけて・・
是非是非組み立ててください・・
私もとても楽しみです(^^♪
とんぼさんやRedseamarkさん
1570&1567構成のリスナーと知り合えてとても嬉しい限りです(^^♪
Redseamark
2018年9月22日 at 10:50 AM
Nyann様
なるほど、配線のベタつきはビスコロイドで、そういう理由で塗ってあったのですね。
メンテナンスの方が清掃してしまったので大ショックです。
代用品を探してもどうもなさそうで、クレポリメイト等を塗るにしても効果はおそらく数ヶ月持てばいいほうだと思うので、、、
それに加え当時アルテックが施したものをクリーニングしてしまったことと、この手のものはキレイになればよいというものではなく、枯れた美しさというのもあるので、、、
先にNyannさんのブログをもっと読み込んでいればよかったです。
515は私も最初は低域に苦しみました。
アンプはあれこれ迷走したあと、やはり1570Aに落ち着きました。
エンクロージャーはH110に入れて本来のA5構成でモノラルで数週間聴いたときはまずまずでしたが、大きすぎなのですぐに手放し、H825のバーチカルスリットでなんとか、邪道ですが800システムの上部のウィングをスリットから中に入れてバックロードがかかるような感じで置いたらなんとなく良くなったような気がしました。ただどうも人の耳というのは順応してしまうもののような気がするので、他人が聴いたら、???、となっていたかもしれません。さてこの後のセットアップではそれも無いので素のままでどう仕上げられるかチャレンジです。あとはH825のVoice of the theatreのデカールが経年変化で粉々に割れて剥がれてきてしまっているのでどう再生するかが悩みです。美術館の絵画の修復のようにできるのかどうか、、、、
admin
2018年9月23日 at 2:45 PM
Redseamark さま
こんにちわ!!
>メンテナンスの方が清掃してしまったので大ショックです。
大丈夫ですよ(^^♪
>クレポリメイト等を塗るにしても効果
化学物質なので、古い線材の被服に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です・・
私はわざと塗っていません・・
ホームユースでの使用であればあまり気にする必要は無いかと思います。
私もビスコロイドが劣化して落ちてしまっているところはそのままにしています。
>アンプはあれこれ迷走したあと、やはり1570Aに落ち着きました。
1570は何でも鳴らし切ります・・
最近の能率のやたら悪いデジタル系のスピーカーは疑問ですが・・
JBLのパラゴンでもこのアンプならばビックリする鳴り方をするでしょう!!
>他人が聴いたら、???、となっていたかもしれません。
私のも同じです(笑)
アンバランスもいいところです・・
自分が満足できれば成功です(^^♪
とんぼ
2018年9月10日 at 6:42 PM
やはりALTECネタいいですね!
同じ回路でも1570Aは良いんでしょうね〜
Bでもなかなかいい音って気がしてるので憧れてます(^^)
私の1570Bはゲインが物凄い事になりますが15095を介して鳴らしてます
パワーで絞って1567で調整して聴いてます
Nyannさんはいかがされていますか?
admin
2018年9月12日 at 1:24 PM
とんぼ さん こんにちわ・・
ネタが無いので繰り返しの投稿です!!
>私の1570Bはゲインが物凄い事になりますが15095を介して鳴らしてます
1570Aは「4665」というトランスを装着するのが標準仕様になっています・・
ただ、この「4665」はインピーダンスの値が600Ω:84KΩなんです・・
「15095」トランスはインピーダンスの値が600Ω:15KΩと「4665」と比べて昇圧比が低いので扱いやすいです・・
最近は私も「15095」トランスを装着しています。
1567A(15095)===(600Ωバランス接続)===(15095)1570A
私の場合の実用的な音量ボリュームですが・・
1570A側は11時
1567A側は8時~10時位です
部屋が小さくリスニングポイントの位置に限界があるため・・
それ以上上げると音が大きくて耳が長時間持ちません・・
よく「1568A」あたりを使っている人がフルボリュームにしていますが、コンシューマーのオーディオ用パワーアンプと違ってノイズが目立って聞けたものではないと思います・・
本来の使い方は「とんぼ」さんや私のようにパワー側の音量を旨く絞ってプリアンプ側のボリュームの一番良いところで使うのが正解です!!!
もっともお互いに「1567A」ミキサーアンプをプリアンプ代わりに使っているのでプリ側のゲインがやたら高いので使いにくいかもしれませんね!!
「1567A」は12時位までボリュームを上げないとメーターが全く振れないため、折角VUメータが付いていても役に立たないですね(笑)